MIL 1 – 1 SAL
[SERIE A : 22/23]
守備時と攻撃時の可変システム
サレルニターナ守備時① 5 – 4 – 1
ディフェンスラインは左からブラダリッチ(白3)・ピローラ(白98)・ギュンベール(白23)・ダニリウク(白5)・マッツォッキ(白30)。中盤は2シャドーが両サイドに下がってラインを形成。左からカンドレーヴァ(白87)・ボヒネン(白8)・クリバリ(白18)・カスタノス(白20)。1トップにディア(白29)。
サレルニターナ守備時② 5 – 2 – 3
前線での守備は、2シャドー(白87・20)が広がる5-2-3からのマンツーマン。
ボヒネン(白8)がベナセル(赤4)、クリバリ(白18)がクルニッチ(赤33)、ピローラ(白98)がディアス(赤10)に付く。
サレルニターナ守備時③ 5 – 1 – 3 – 1
ベナセル(赤4)がディフェンスラインに降りてビルドアップに参加すると、5-1-3-1にシステムを変更する。
サレルニターナ攻撃時 3 – 1 – 3 – 2 – 1
5-4-1からクリバリ(白18)がアンカーに入り、両ワイド(白3・30)とボヒネン(白8)がラインを形成。
クリバリ(白18)とボヒネン(白8)が交互にポジションを入れ替える。
リスタート時におけるサイドの圧縮
21分、自陣25m付近、右寄りの位置でフリーキックを得たサレルニターナは、オチョア(GK)の合図で右サイドのライン際に寄る。
ボヒネン(白8)が上がって3-3-2-2の形に。
オチョア(GK)のキックをボヒネン(白8)とクルニッチ(赤33)が競る。クルニッチ(赤33)が触ってボールはタッチを割る。
ミラン陣内30m付近からサレルニターナボールのスローインに。オチョア(GK)からのキック1本で、50mの陣地挽回に成功する。
30分、自陣25m付近、左寄りの位置でフリーキックを得ると、左サイドのライン際に寄せる。
オチョア(GK)のキックをディア(白29)とチャウ(赤28)が競る。
こぼれたボールをトモリ(赤23)が頭でクリア。タッチを割る。
ミラン陣内40m付近からサレルニターナボールのスローインに。オチョア(GK)からのキック1本で、40mの陣地挽回に成功する。
ミラン守備時 5 – 2 – 3
ディフェンスラインは左からエルナンデス(赤19)・トモリ(赤23)・チャウ(赤28)・カルル(赤20)・サレマーカーズ(赤56)。中盤がクルニッチ(赤33)とベナセル(赤4)。前線が左からレオン(赤17)・ジルー(赤9)・ディアス(赤10)。
前線の守備はマンツーマン。アンカーの位置に下がるクリバリ(白18)はベナセル(赤4)が追いかける。
ミラン攻撃時① 3 – 3 – 1 – 3
アシンメトリーな3-3-1-3。5-2-3から両ワイド(赤19・56)がポジションを上げる。
エルナンデス(赤19)が中盤後列、サレマーカーズ(赤56)が前線にポジショニング。右サイドに出来たスペースをディアス(赤10)が使う。
シンメトリーな3-3-1-3。ベナセル(赤4)がディフェンスラインに降り、カルル(赤20)を1列上げる。
ミラン攻撃時② 2 – 4 – 1 – 3
4バックからの変化で頻繁に使われていた2-4-1-3。本来サイドバックのカルル(赤20)が3バックの右に入っているので、選手を交代せずに3バックから4バックへの移行が可能になっている。
ミランの中央突破
3分、ミランのビルドアップ。ベナセル(赤4)がディフェンスラインに降りた3-3-1-3に対し、サレルニターナは5-1-3-1で対応。
ベナセル(赤4)がチャウ(赤28)の方向を向くとカンドレーヴァ(白87)が反応。
クルニッチ(赤33)がサレルニターナの1トップと2列目の間のトライアングル内(黄△)にポジションを取っている。正面に向き直したベナセル(赤4)からクルニッチ(赤33)にパスが出る。
クルニッチ(赤33)がフリーでボールを受ける。
下がりながら前を向くクルニッチ(赤33)。同時にサレルニターナの2列目とアンカーの間のトライアングル内(黄△)をめがけてレオン(赤17)が動き出す。
クルニッチ(赤33)からトライアングル内(黄△)に侵入するレオン(赤17)にパスが出る。
懐に入れたボールを押し出すレオン(赤17)。
押し出したボールが長すぎ、ギュンベール(白23)にあたってしまう。
画像引用 : DAZN