第 1 節 vs ウディネーゼ

MIL 4 – 2 UDI
[SERIE A : 22/23]

守備時と攻撃時の可変システム

ウディネーゼ守備時① 5 – 3 – 2

ディフェンスラインは左からマシナ(白3)・ペレス(白18)・ナイティンク(白17)・ベカン(白50)・ソッピー(白93)。中盤は左からマケンゴ(白6)・ワラシ(白11)・ペレイラ(白37)。2トップにサクセス(白7)とデウロフェウ(白10)。

左サイドはカラブリア(赤2)をマケンゴ(白6)が、メッシアス(赤30)をマシナ(白3)が見る。

右サイドは、ソッピー(白93)とペレイラ(白37)でレオン(赤17)とエルナンデス(赤19)を見る。

高い位置にソッピー(白93)が入り、ペレイラ(白37)は後ろからマークをつかむ。

ウディネーゼ守備時② 5 – 1 – 3 – 1

前半終了間際にはワラシ(白11)とサクセス(白7)が1列下がった5-1-3-1を見せた。

ウディネーゼ攻撃時① 3 – 3 – 2 – 2

ワラシ(白11)と両ワイド(白3・93)が中盤の底でラインを形成する3バックのビルドアップ。前は2シャドー+2トップ。

ウディネーゼ攻撃時② 3 – 3 – 4

両ワイド(白3・93)が高い位置を取る3-3-4。自由に動くデウロフェウ(白10)に合わせ、ポジションを柔軟に入れ替えながらディフェンスをサイドに寄せ、大外の裏を狙う。
画像は34分、ウディネーゼの攻撃。ワラシ(白11)がカラブリア(赤2)の裏を狙う。カラブリア(赤2)はボールとマーク(白11と白3)を同一視野に入れる事ができない。クルニッチ(赤33)がサイドの2対2のカバーに下がっていた為、ボールにプレッシャーがかからない。

メニャン(黄16)がクロスをキャッチ。事無きを得たが、この攻め筋が前半アディショナルタイムの同点弾を生む。

ミラン守備時① 4 – 2 – 3 – 1

ディフェンスラインは左からエルナンデス(赤19)・トモリ(赤23)・カルル(赤20)・カラブリア(赤2)。ボランチは左からクルニッチ(赤33)・ベナセル(赤4)。2列目は左からレオン(赤17)・ディアス(赤10)・メッシアス(赤30)。1トップにレビッチ(赤12)。

ミラン守備時② 3 – 3 – 1 – 3

ウディネーゼのビルドアップに対し、4-2-3-1でセット。

4-2-3-1からのマンツーマン。サイドにボールが展開されると(白18から白3)、サイドバック(赤2)が相手ワイド(白3)に当たる。

逆サイドのサイドバック(赤19)は絞りながら引いてくる。

ミラン攻撃時① 3 – 1 – 5 – 1

3バック+1ボランチのビルドアップ。片側のサイドバックが釣瓶の動きで中盤のハーフスペースに上がる。

レオン(赤17)が下がるとクルニッチ(赤33)が上がる。レオン(赤17)・クルニッチ(赤33)・エルナンデス(赤19)のトライアングルの連動で左サイドの裏を狙う。
右サイドは裏に流れるレビッチ(赤12)にメッシアス(赤33)・ディアス(赤10)・カラブリア(赤2)のトライアングルが絡む。

ミラン攻撃時② 3 – 2 – 1 – 4

前半アディショナルタイムに同点に追いつかれたミランは、後半の立ち上がりから3バック+Wボランチのビルドアップにシステムを変更。ウディネーゼはミランのシステム変更に戸惑い、マークが曖昧になる。

Wボランチ(赤33・4)と中に入るレオン(赤17)にウディネーゼ守備陣がつられ、エルナンデス(赤19)がフリーに。この後のエルナンデス(赤19)のセンタリングからミランは勝ち越しに成功する。

後半はディアス(赤10)が右サイドに降りる動きを見せる。

ベナセル(赤4)・ディアス(赤10)・メッシアス(赤30)のトライアングルでスペースを作り出す。中央のスペース(緑1)をベナセル(赤4)が、裏のスペース(緑2)をレビッチ(赤12)が狙う。

rest in peace

DAZN

画像引用 : DAZN