SAM 1 – 2 MIL
[SERIE A : 22/23]
守備時と攻撃時の可変システム
サンプドリア守備時 4 – 1 – 4 – 1
ディフェンスラインは左からアウジェッロ(青3)、ムリージョ(青21)、フェラーリ(青25)、ベレシンスキ(青24)。アンカーにビジャール(青4)。中盤は左からジュリチッチ(青7)、サビリ(青11)、リンコン(青8)、レリス(青37)。1トップにカプート(青10)。
サイドに展開されるとボールサイドのインサイドハーフがボールにあたる。
インサイドハーフが間に合わない場合は、サイドハーフが縦を切りながらリトリート。
自陣ゴール前ではカプート(青10)を前線に張らせて引いて守る。
サンプドリア攻撃時① 2 – 3 – 2 – 3
4-1-4-1から両サイドバックと両サイドハーフが1列上がったWW型のビルドアップ。
サンプドリア攻撃時② 2 – 5 – 3
2-3-2-3の中盤前列2枚(青11・8)がポジションを下げ、中盤の底で3枚が並ぶ。両サイドバックと両ウイングが高い位置の大外レーンに入り、ミランのサイドバックとボランチを釣り出す。
ミラン守備時 4 – 2 – 3 – 1
ディフェンスラインは左からエルナンデス(赤19)・カルル(赤20)・ケア(赤24)・カラブリア(赤2)。ボランチは左からポベガ(赤32)・トナーリ(赤8)。2列目は左からレオン(赤17)・デ=ケーテライア(赤90)・メッシアス(赤30)。1トップにジルー(赤9)。
サンプドリアにサイドバックとボランチが釣り出されると、バイタルエリアに3-1ブロックを敷く。
前半9分、サンプドリアの攻撃。ベレシンスキ(青24)の上がりに合わせてレリス(青37)が流れ、リンコン(青8)が後ろからサポート。ミランのディフェンスが左サイドに釣られると、トナーリ(赤8)が最終ラインに降りてメッシアス(赤30)が中に絞り、バイタルエリアに3-1ブロック(黄⬜︎)を形成する。
カプート(青10)がケア(赤24)を引き付けニアサイドを空ける。サビリ(青11)が空いたニアに入るが、トナーリ(赤8)がカバー。固い守備を見せる。
逆サイドの釣り出しにも3-1ブロック(黄□)でバイタルエリアを固める。
サンプドリアのビルドアップにはサビリ(青11)をトナーリ(赤8)が、リンコン(青8)をポベガ(赤32)がマンマーク。前線でジルー(赤9)がボールを追い、ボールが出た所を中盤が詰めていく。
ミラン攻撃時 3 – 2 – 1 – 4
エルナンデス(赤19)を前線に押し上げた、3バックのビルドアップ。
ポベガ(赤32)が上下する事でトナーリ(赤8)・ポベガ(赤32)・デ=ケーテライア(赤90)のトライアングルが流動化。サンプドリアのアンカー脇を突く。
後半1分、レオン退場後
ミラン守備時① 4 – 4 – 1
リスタート直後はデ=ケーテライア(赤90)を左サイドに下げた、フラットな4-4-1に変化。
ミラン攻撃時 3 – 1 – 3 – 2
カルル(赤20)・ケア(赤24)・カラブリア(赤2)+ボランチの1枚でビルドアップを開始。
前線にデ=ケーテライア(赤90)が上がり、2トップ化。中盤の両サイドにエルナンデス(赤19)とメッシアス(赤30)が入る。Wボランチは縦の関係に。
ミラン守備時② 4 – 3 – 2
攻撃時にデ=ケーテライア(赤90)が前線に上がると守備時も前を2枚に変更。
ボールが自陣深く入ると2トップが縦の関係になり、ジルー(赤9)は前線で張る。
サンプドリア攻撃時① 2 – 3 – 5
2-3-2-3のビルドアップから中盤が1列に並び、2-5-3へ変化。
2-5-3から両サイドバックがポジションを上げ、2-3-5に変化。
ボールを戻して組み立て直す際は、中盤3枚(青4・11・8)が変化し、3バック+アンカー+トップ下の形に。サイドチェンジでミラン守備陣を動かす。
後半12分、サンプドリア同点後
サンプドリア守備時 4 – 1 – 4 – 1
同点による中断の中、両チーム共に選手交代。サンプドリアはベレシンスキ(青24)OUT・ガッビアディーニ(青23)IN。ここでキックオフと同時にガッビアディーニ(青23)とカプート(青10)がプレスを敢行。交代直後のトモリ(赤23)にガッビアディーニ(青23)が、ケア(赤24)にカプート(青10)が詰め寄る。
カルル(赤20)にはジュリチッチ(青7)が激しくあたる。この後カラブリア(赤2)にボールが出るとジュリチッチ(青7)は勢いそのままにプレスバック、サビリ(青11)と2人でカラブリア(赤2)を詰め、ミスパスからボールを回収する。
レリス(青37)がサイドバックに下がり、ガッビアディーニ(青23)が右サイドハーフに入っている。
サンプドリア攻撃時 2 – 3 – 5
中盤前列に入っていたサビリ(青11)とリンコン(青8)が中盤後列に下がり、両サイドバックを高い位置に押し上げる。
3ラインの間隔をせばめながら、敵陣に侵入していく。
ミラン守備時 5 – 2 – 2
同点による中断の中で、メッシアス(赤30)とトモリ(赤23)が選手交代。ディフェンスラインを5バックに変更、左からエルナンデス(赤19)・トモリ(赤23)・ケア(赤24)・カルル(赤20)・カラブリア(赤2)。中盤はトナーリ(赤8)とポベガ(赤32)。前線にジルー(赤9)とデ=ケーテライア(赤90)。
右サイドはカラブリア(赤2)とカルル(赤20)でジュリチッチ(青7)とアウジェッロ(青3)を見る。ジュリチッチ(青7)が中盤に下がるとカラブリア(赤2)が前に出て4-3-2の形に。
ミラン攻撃時 3 – 4 – 2
5-2-2から両サイドバック(赤19・2)が中盤に上がってサイドハーフ化した、3バックのビルドアップ。
3-4-2からの変化形。ボランチの1枚がアンカーに降り、ボールを出し入れする。
後半19分、ミラン勝ち越し後
ミラン守備時 5 – 3 – 1
後半26分、デ=ケーテライア(赤90)OUT・ベナセル(赤4)IN。ベナセル(赤4)が中盤中央に入り、ベナセル(赤4)とボールサイドの中盤でボールの出どころにプレッシャーをかける。
サンプドリアは2-3-2-3でのビルドアップ。サンプドリアの中盤後列に対し、ミランの中盤がハーフウェイラインを越えてボールにあたる。
サンプドリア攻撃時 2 – 3 – 1 – 4
ジュリチッチ(青7)が左サイドに降りてビルドアップに参加、サビリ(青11)をトップ下に上げる。
サビリ(青11)が前線に上がって5トップに。
サンプドリア守備時 4 – 3 – 1 – 2
後半34分、カプート(青10)OUT・クアリャレッラ(青27)IN。ジュリチッチ(青7)OUT・ヴェッレ(青5)IN。クアリャレッラ(青27)とガッビアディーニ(青23)の2トップ+トップ下のサビリ(青11)が前からあたる。クアリャレッラ(青27)がメニャン(橙16)にあたると、空いたカルル(赤20)にヴェッレ(青5)がプレッシャーをかける。
画像引用 : DAZN