守備時と攻撃時のフォーメーション
カリアリ守備時① 4 – 3 – 2 – 1
4バック・3ボランチ・2シャドー・1トップ。前線が中へのパスコースを切り、ボールを外に誘導する。
カリアリ守備時② 3 – 3 – 3 – 1
左サイドのリコヤニス(22)とダンカン(32)が1列上がった形。コンパクトな陣形でスペースを埋める。
カリアリ攻撃時 2 – 3 – 2 – 3
攻撃時は2-3-2-3のWW型。4バック+ナインゴラン(4)で後ろのWを、マリン(8)とダンカン(32)が上がって前のWを形成する。
ミラン守備時① 4 – 2 – 3 – 1
カリアリのビルドアップには4-2-3-1で対応。イブラヒモビッチ(11)が中へのパスコースを切り、ボールを外へ誘導する。
ミラン守備時② 4 – 4 – 1 – 1
イブラヒモビッチ(11)とディアス(21)を縦に並べた8枚ブロック。サイドの守備は、ボールサイドのサイドバックとボランチのがボール保持者に対してチャレンジ&カバー。中央は3-1の4枚ブロックで対応する。
ミラン攻撃時① 2 – 3 – 2 – 3
攻撃時は2-3-2-3のWW型。サイドバックとトナーリ(8)が2列目を、ディアス(21)とケシエ(79)が3列目を形成する。
ミラン攻撃時② 2 – 3 – 2 – 3
ケシエ(79)が下がってダロット(5)を前線に上げる2-3-2-3でカリアリを押し込む。
強固な3-1ブロック
66分、ハウゲに代わってピッチに入ったサレーマーカースだが、立て続けにイエローカードを貰い、74分に退場。1人少なくなったミランだが、バイタルエリアの3-1ブロックを軸にした固いディフェンスでカリアリを完封する。
74分、カリアリの攻撃。1人少ないミランはディアス(白21)が下がって4-4-1の8枚ブロックに移行する。カリアリの右サイドからの攻撃に対し、ボールを持つソッティル(赤33)にはディアス(白21)が付き、ケシエ(白79)がカバー。ウイングの位置まで上がったザッパ(赤25)はダロット(白5)が見ている。バイタルエリアは3-1ブロック(黄⬜︎)。ダロット(白5)と3-1ブロック(黄⬜︎)の間にスペースができている。
75分、カリアリの攻撃は両サイドバックを押し上げた2-4-4。ミランはカスティジェーホ(白7)が下がり5-3-1へ移行。カスティジェーホ(白7)と3-1ブロック(黄⬜︎)の間のスペースをカラブリア(白2)が埋め、流れてきたペドロ(赤10)をマークしている。
80分、カリアリはパヴォレッティ(赤30)とチェッリ(赤27)の2枚替えから5トップのパワープレイ。ミランはディアス(白21)が下がり6-2-1へ移行。バイタルエリアの3-1ブロック(黄⬜︎)が機能している状況では抜群の安定感を誇る。
第18節を終えて
前後半とも開始7分の得点と、非常に良い状態で試合に入れている。退場者を出してからも崩れる事なく安定したゲーム運びを見せ、首位を走るチームの強さを示した。
選手配置 : footballtactics.net
画像引用 : DAZN