[ SERIE A 21/22 ]
守備時と攻撃時の可変システム
インテル守備時① 3 – 5 – 2
フラットな3-5-2。
インテル守備時② 5 – 3 – 2
自陣では、両ワイド(青14・36)が下がって5バックに変化する。
インテル攻撃時① 2 – 1 – 3 – 4
ブロゾヴィッチ(青77)がアンカー、その前にバストーニ(青95)・チャルハノール(青20)・バレッラ(青23)が並ぶ。
インテル攻撃時② 3 – 1 – 2 – 4
バストーニ(青95)が下がった3バックのビルドアップ。
両ワイド(青14・36)が前線に上がって4トップに。
ミラン守備時① 4 – 2 – 3 – 1
自陣ではイブラヒモヴィッチ(赤11)を前線に張らせた4-2-3-1で守る。
インテルのビルドアップには4-2-3-1からマンツーマンに移行。
インテルはバンダノヴィッチ(GK)からのキックを多様する展開に。
ミラン攻撃時① 3 – 3 – 3 – 1
ボランチの1枚がディフェンスラインに降りた、3バックのビルドアップ。
ミラン攻撃時② 2 – 4 – 3 – 1
2バックのビルドアップ。Wボランチ(赤8・79)と両サイドバック(赤2・5)が並ぶ。
両サイドバック(赤2・5)がさらに上がり、2-2-5-1へ。
コーナーキックからの二次攻撃
コーナーキックの守備では、身長の低いカラブリア(赤2)とディアス(赤10)を前に置くミラン。守備位置が変化している為、インテルの二次攻撃の対応に遅れが生じてしまう。
54分、インテルのコーナーキック。キッカーはチャルハノール(青20)。ペナルティエリア中央で、ケシエ(赤79)とデ•フライ(青6)、クルニッチ(赤33)とペリシッチ(青14)がポジションを争う。
ケシエ(赤79)がデ•フライ(青6)に競り勝つ。
セカンドボールをダルミアン(青36)が拾う。トップ下の位置に戻るクルニッチ(赤33)、左サイドにボールを要求しながら移動するペリシッチ(青14)、距離が開く。
ダルミアン(青36)からブロゾヴィッチ(青77)へ。ここでクルニッチ(赤33)が左サイドに開くペリシッチ(青14)に気づく。
ブロゾヴィッチ(青77)はダイレクトでペリシッチ(青14)の前方スペースへ。クルニッチ(赤33)がペリシッチ(青14)に向かう。
ペリシッチ(青14)がフリーで前を向く。クルニッチ(赤33)とカラブリア(赤2)がボールに寄せるが寄せきれない。
ボールにプレッシャーがかかっていない状況。ペリシッチ(青14)はディフェンスラインの裏にボールを送る。コーナーキックを蹴ったチャルハノール(青20)のマークが浮いている。
ディフェンスライン最奥の攻防。ボールの落下点に向かおうとするトナーリ(赤8)をバストーニ(青95)がブロック。
バストーニ(青95)のブロックがカルル(赤20)の進路もふさいでいる。チャルハノール(青20)が落下点に入る。
チャルハノール(青20)がフリーでシュート。
シュートはディフェンスラインの裏を抜ける。ジェコ(青9)が抜け出すが届かない。
マルティネス(青10)が飛び込むがさわれず、ボールはゴールラインを割る。
第12節を終えて
押し込まれる展開が続いたが、タタルシャヌのPKストップをはじめ、なんとか凌いで引き分けに持ち込んだ。レオンが不発だと手詰まりになる。攻撃のバリエーションを増やしたい。
画像引用 : DAZN