[ SERIE A 21/22 ]

守備時と攻撃時の可変システム

ウディネーゼ守備時 5 – 3 – 2

ウディネーゼの守備は自陣に戻っての5-3-2。

ウディネーゼ攻撃時① 2 – 3 – 2 – 3

ビルドアップは2-3-2-3。ペレス(白2)・ワラシ(白11)・モリーナ(白16)がラインを形成する。

中央の2枚(白9・10)にウドギー(白13)が加わる変則の3トップ。

ウディネーゼ攻撃時② 3 – 1 – 4 – 2

両ワイド(白13・16)がポジションを上げ、ワラシ(白11)がアンカーに下がって3-1-4-2に移行。選手間で柔軟にポジションを入れ替える

ミラン守備時① 2 – 3 – 2 – 3

4-2-3-1からウディネーゼの2-3-2-3に合わせて3-2-3-2に変化する。

ミラン守備時② 4 – 4 – 1 – 1

イブラヒモヴィッチ(枠外)とディアス(赤10)が縦に並んだ4-4-1-1。Wボランチが深さを取る。

ミラン攻撃時① 3 – 1 – 3 – 3

ベナセル(赤4)が最終ラインに降り、両サイドバック(赤19・25)を前線に上げる。

ミラン攻撃時② 2 – 3 – 2 – 3

ベナセル(赤4)と両サイドバックがラインを形成する2バックのビルドアップ。バカヨコ(赤41)が1列上がって2シャドーに。

2-3-2-3からの変形。ディアス(赤10)が前線に上がって4トップに。

さらに攻撃的な2-3-5に変化。エルナンデス(赤19)の上がりをバカヨコ(赤41)がカバーする。

ウディネーゼの5-3-2

両サイドバック(赤19・25)を前線に上げ、外からイブラヒモヴィッチ(赤11)を狙うミランに対し、ウディネーゼはボールの出所を抑えにいく。

全員が自陣に戻るウディネーゼ。ミランは両サイドバック(赤19・25)が前線に上がっている。

ウディネーゼのディフェンスはハーフウェイライン付近からスタート。

ミランが右サイドにボールを展開。ハーフウェイラインを超えない位置(緑○)はマケンゴ(白6)が前に出る。

フロレンツィ(赤25)が下がった場合(緑○)も、マケンゴ(白6)が前に出ている。

ハーフウェイラインを超えたボールに対し、サレマーカーズ(赤56)が下がってボールをもらうと(緑○)、マケンゴ(白6)が前に出る。

フロレンツィ(赤25)が下がってボールをもらうと(緑○)、ウドギー(白13)がそのままマークを続ける。

エルナンデス(赤19)にはモリーナ(白16)がマンツーマンで付く。

ミランの2-3-5対ウディネーゼの5-3-2。ハーフウェイラインを超えてバカヨコ(赤41)にボールが入るとアルスラン(白5)が当たる。

アルスラン(白5)のプレッシャーをかわしたバカヨコ(赤41)がディアス(赤10)へ。ワラシ(白11)がボールに向かう。

ボールを受けたディアス(赤10)にワラシ(白11)が突っ込む。

ワラシ(白11)がディアス(赤10)をファールで止める。

第17節を終えて

サイドのボールの出所をフリーにさせないウディネーゼのディフェンスに手こずった。ミランの両サイドバックをフリーにさせず、高い位置のボールにもプレスをかける意識が共有されていた。好調ウディネーゼの要因だろう。

画像引用 : DAZN