守備時と攻撃時のフォーメーション
サンプドリア守備時① 4 – 4 – 2
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前半はセンターサークルの位置から前線がチェイシングを開始。ディフェンスラインは高くし、3ラインをコンパクトに保たせる。サイドにボールが移動すると4-3-3へ移行。1点ビハインドの後半は2トップが縦の関係になって高い位置からプレスをかける。
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サンプドリア守備時② 4 – 3 – 3
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サイドにボールが移動すると4-4-2から4-3-3へ移行。中盤のサイドが1列上がり、ボール保持者の足を止める。
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サンプドリア守備時③ 5 – 4 – 1
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押し込まれてからは、中盤のヤンクト(14)がディフェンスラインに、トルスビー(18)がアンカーに、シウバ(5)が右サイドにスライド。前線のガッビアディーニ(23)がポジションを下げ、中盤がダイヤモンドの5-4-1に移行する。そこからガッビアディーニ(23)が上がって中盤がフラットになる5-3-2に変化する。
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サンプドリア攻撃時 3 – 4 – 3
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後半、ダムスゴー(38)が中盤左サイドに入り、カンドレーヴァ(87)が右サイドにポジションチェンジ。左サイドの中盤とサイドバックが1列上がり、3-4-3に変化する。
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ミラン守備時 4 – 2 – 3 – 1
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4バック+Wボランチの6枚ブロックでサイドに追い込む。サイドに追い込んでからは、ボールサイドのサイドバックとボランチがボール保持者に対してチャレンジ&カバー。中央は3-1の4枚ブロックで対応する。
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ミラン攻撃時① 4 – 2 – 3 – 1
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守備時のフォーメーションのまま手数をかけずに、サンプドリアの浅いディフェンスラインの裏に長いボールを放り込む。
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ミラン攻撃時② 3 – 1 – 4 – 2
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ケシエ(79)が下がって3バックになり、両サイドバックがボランチを追い越し中盤を形成。右サイドのサレーマーカース(56)が中央に寄り、2トップに移行する。
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ミラン攻撃時③ 2 – 4 – 1 – 3
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ハーフスペースに開いた両センターバックとキーパーの最終ライン、ウイングレーンに上がった両サイドバックとWボランチの2列目でビルドアップする。
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ラインの裏を狙うミラン
ディフェンスラインを高く設定するサンプドリア。対するミランは手数をかけずにカウンターを狙う。
第1ターゲットは1トップのレビッチ。レビッチに直接ロングボールを放り込めない場合、サイドを経由してディフェンスラインの裏を狙う。
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11分、ミランの攻撃。ガッビア(赤46)からカラブリア(赤2)へ。
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カラブリア(赤2)はタッチライン際をドリブルしながらタメを作る。サレーマーカース(赤56)はトネッリ(白21)とアウジェッロ(白3)の間にポジショニング。アウジェッロ(白3)の視界から消えている。
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カラブリア(赤2)からアウジェッロ(白3)の裏へ。
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サレーマーカース(赤56)からレビッチ(赤12)へ。
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レビッチ(赤12)はダイレクトでシュート。
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シュートはフェラーリ(白25)に弾かれバーを越える。
えぐる
ピオリ監督の采配が的中。交代出場のカスティジェーホ(赤7)のファーストタッチはタッチライン際までえぐったレビッチ(赤12)からのセンタリングを捉え、ミランに貴重な追加点をもたらした。
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ディフェンダーがボールとマークを同一視できない為、得点の期待が非常に高まるサイドをえぐったセンタリング。黄1・黄2のスペースにボールを運ぶ為、ディフェンスラインの裏を狙う。
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76分、ミランの攻撃。ボールはエルナンデス(赤19)からハウゲ(赤15)へ。中盤に下がっているレビッチ(赤12)が黄1のスペースを狙っている。
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ハウゲ(赤15)が切り返してフェラーリ(白25)の逆を取る。レビッチ(赤12)はトルスビー(白18)とトネッリ(白21)の視界の外を通って裏を狙う。
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ハウゲ(赤15)は中にドリブル。トルスビー(白18)が下がってハウゲ(赤15)の進路を塞ぎ、トネッリ(白21)は中に絞る。
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ハウゲ(赤15)からレビッチ(赤12)へ。
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回り込むレビッチ(赤12)。ニアのコースを切りに行くコリー(白15)。
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マイナスにチャルハノール(赤10)、ファーにカスティジェーホ(赤7)。アウジェッロ(白3)の視界の外から前に出るカスティジェーホ(赤7)にレビッチ(赤12)からパスが出る。
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貴重な追加点が決まる。
第10節を終えて
イブラヒモビッチ不在の中でも連勝を伸ばし首位をキープ。右サイドからの攻撃も効果的で攻撃の幅が広がった。
選手配置 : footballtactics.net
画像引用 : DAZN