第35節 ミラン 1 – 0 フィオレンティーナ

[ SERIE A 21/22 ]

守備時と攻撃時の可変システム

フィオレンティーナ守備時 4 – 4 – 2

ディフェンスラインは左からビラーギ(白3)・イゴール(白98)・ミレンコヴィッチ(白4)・ヴェヌーティ(白23)。中盤は左からサポナーラ(白8)・アムラバト(白34)・ダンカン(白32)・ゴンサレス(白22)。2トップにマレフ(白14)とカブラル(白9)。

ミランのビルドアップにはマンツーマンで対応。

ミランが3バックのビルドアップに変化。エルナンデス(枠外)が前線に上がってゴンサレス(白22)のマークが余ると、アムラバト(白34)がマレフ(白14)に指示を出す。

マレフ(白14)が下がってトナーリ(赤8)に付き、アムラバト(白34)はトップ下から降りるディアス(赤10)をつかむ。下がるケシエ(赤79)をダンカン(白32)が追いかけ、カブラル(白9)はカルル(赤20)にスライド。サイドに開いたトモリ(赤23)をゴンサレス(白22)が見る。

フィオレンティーナ攻撃時① 2 – 3 – 2 – 3

ビルドアップは2-3-2-3のWW型。2バックにイゴール(白98)とミレンコヴィッチ(白4)。中盤後列は左からビラーギ(白3)・アムラバト(白34)・ヴェヌーティ(白23)。中盤前列にマレフ(白14)とダンカン(白32)。前線は左からサポナーラ(白8)・カブラル(白9)・ゴンサレス(白22)。

フィオレンティーナ攻撃時② 3 – 1 – 6

2-3-2-3からヴェヌーティ(白23)が最終ラインに降りて3バックに変化。

中盤にアムラバト(白34)を残して前線に6枚が並ぶ攻撃的な形。

ミラン守備時 4 – 3 – 1 – 2

ディフェンスラインは左からエルナンデス(赤19)・トモリ(赤23)・カルル(赤20)・カラブリア(赤2)。中盤後列は左からケシエ(赤79)・トナーリ(赤8)・メッシアス(赤30)。トップ下にディアス(赤10)。2トップにレオン(赤17)とジルー(赤9)。

フィオレンティーナの2-3-2-3に対し、ミランは1枚足りない状態(黄○)。フリーのヴェヌーティ(白23)にボールが渡ると、ダンカン(白32)をマークしていたケシエ(赤79)がボールに向かう。

高い位置からケシエ(赤79)がヴェヌーティ(白23)にプレスをかける。空いたダンカン(白32)はトモリ(赤23)がカバー。

ミラン攻撃時① 2 – 3 – 1 – 4

2バックのビルドアップ(赤23・20)。Wボランチ(赤79・8)と右サイドバックのカラブリア(赤2)が中盤の底で並び、左サイドバックのエルナンデス(枠外)が前線に上がって4トップに。

ミラン攻撃時② 3 – 2 – 1 – 4

2-3-1-4からカラブリア(赤2)が最終ラインに降りて3バックに変化。

トナーリ(赤8)が高い位置にポジションを取り、中盤の空いたスペースにディアス(赤10)が下がって3-1-2-4の形に。

メッシアス(赤30)がボールをもらいに下がってて出来たスペースにトナーリ(赤8)が入っている。

レオン(赤17)のアイソレーション。3-2-1-4の左サイドのスペースにレオン(赤17)が下がり、ゴンサレス(白22)を引きつけ1対1の状況を作る。

ゴンサレス(白22)を抜き去るレオン(赤17)。レオン(赤17)が空けたスペースにはディアス(赤10)が走り込んでいる。

画像引用 : DAZN